内科胃炎、胃潰瘍について
時々胃が痛くなる、胃がもたれる、という方は結構いらっしゃると思います。市販の胃薬を飲んで、なんとなく治るという経験もあるのではないでしょうか。
昔は、それらの症状を慢性胃炎と呼ぶこともありましたが、現在ではそのような慢性的な胃の不調、胃炎や胃潰瘍などの原因のなかに、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の持続感染があることがわかってきました。もちろん、胃痛や胃の不調に対しての治療を行いつつ、必要であればピロリ菌の検査・除菌を行うことが有効です。
また、胃がんの発生率がまだ高いのですが、ピロリ菌の持続感染は、胃がんやほかの疾患とも関わっていることが、わかってきています。
当院では、胃カメラでピロリ菌感染が疑われた場合(萎縮性胃炎など)、簡便な尿素呼気テストでピロリ菌の感染があるかを調べ、保険診療で除菌などの治療を行います。
胃カメラは、連携病院に予約が可能です。
また、胃カメラはしたくないが、ピロリ菌感染について調べたいという方も、自費にはなりますが、ご相談いただければと思います。