新年明けて、少し日が経ってしまいました。
と、いいますか もう2月ですね。皮膚科の吉嶺です。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
さて昨年はアトピー性皮膚炎の治療薬、ジャック阻害薬の種類が増えました。
12歳から適応となる薬もあり、中学生以上の重症アトピーはほぼ治療出来る時代となりました。
現在当院では、外用のみでコントロール困難なアトピー性皮膚炎に対して、デュピクセント (注射治療)に加え、JAK阻害薬(内服薬)等の治療を行っております。
これらの治療は中等症以上といって、客観的なスコアで評価して、適応かどうかを判断してから行います。
さらに内服のJAK阻害薬は、胸部レントゲン検査、採血検査、感染症検査などスクリーニングが治療開始前に必要となります。
当院では、レントゲン等の設備も有しているため、他クリニックに比べると、導入しやすい環境が整っておりますので
治療ご希望の方はご相談ください。
ちなみに、昨年末あたりより、受験生の患者様が多く受診してくださいました。
今までは日常で我慢していた痒みや皮膚炎の症状が、ストレス等加わり、辛く感じる方も多いようです。
少しでも力になれればと、デュピクセント治療等を導入した方も数名いらっしゃいました。
過酷な受験勉強、せめて痒みのハンディなく望んでほしいと思っています。
そして大切な学生時代も快適に精一杯過ごせるよう、お手伝いできれば幸いです。
皮膚科形成外科 吉嶺