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すれみが丘そよかぜクリニック | 横浜市都筑区

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真面目にゼオスキン治療しています✨/ 7月20日(水)〜7月23日(土)の皮膚科診療状況です。

こんにちは😃

先週は雨が多い1週間でしたが、日曜より暑さが復活してきましたね☀️

日曜日は近所の学校で夏祭りが開催され、久しぶりの打ち上げ花火も楽しむことができました。
やはり夏の花火はいいですね🎇

さて、お話は当院でも治療件数の多いゼオスキンヘルスです。多く治療を行なっているがゆえに、再度基本からオバジ論を見直してみようと思いました。
(※ゼオスキンヘルスとは米国のオバジ先生が開発したしみや色むら、ニキビなどを総合的に治療するスキンケアプログラムのことです。そして美容皮膚科学会にて野本真由美先生がさらに私見を加えてご講演してくださっており、そちらのレポートも拝読させていただき今回のブログを書いています。)
私はしみや肝斑などの色素性疾患や難治性のニキビは積極的にゼオスキンヘルスによる治療を取り入れています。
ゼオスキンというと、ビタミンAを使用し、いわゆる皮剥けの反応をさせて皮膚をきれいにするというイメージがあるかと思います。しかしそこには、ただ反応を起こせば良いかというわけではなく、一人一人の疾患を的確に診断し、プログラムを年間を通して作成するというプロセスが必要となってきます。
当院では、診察なしでの製品の販売はしていません。なぜなら、使用方法が異なると症状の悪化や改善がみられないなど、
トラブルが生じることもありますし、あくまでも治療の一環としてゼオスキンを取り扱っているからです。
例えば、ゼオスキンのラインの中でも出場頻度の高いハイドロキノン製剤ですが、ただただ美白目的で塗り続けているとオクロノーシスという、美白どころか顔面が真っ黒になってしまう症例も報告されています。逆に中途半端な使い方や適応がないと、全く改善がありません。
また、ビタミンAの使用に関しても、結果を出すためには作戦が必要です。
ビタミンAには、活性の高いトレチノインとやや活性を抑えたレチノールがあります。
トレチノインだと皮剥けが強すぎていやだからレチノールを使う、という方や考え方もありますが、
レチノールとハイドロキノンの組み合わせは一時的な改善はあるものの、やめると再発しやすいです。
やはり皮膚全層の入れ替え、治療としてトレチノインを使用して行う治療を何処かで取り入れていくように、進めています。
オバジ論として、
トレチノインは『General Repair 』 皮膚全層を治療するもの
レチノールは 『Specific Repair』 皮膚の一部を治療するもの
として定義づけられています。

ただこのトレチノインも長期使用にて耐性ができやすくなるため、肌の健康維持のためには、レチノールへの移行も必要となってきます。

そしてゼオスキン、一見お高い治療に見えますが、実はとてもコスパの良い治療だと思います。
レーザー必須と思われているしみ治療ですが、ゼオスキンでレーザーが必要なくなる方も多いです。
何より目指すは心地の良い健康な肌ですので、高い保湿力をうたっている美容液やクリームは要らなくなりますよ😃

たくさんの患者様を診させていただき、基本はオバジ論に基づきスタンダードな形で治療を行なっておりますが
症状やご希望、生活に併せて、少しアレンジを加えたりしながら、治療をしています。

まだまだ話足りないゼオスキンヘルスにオバジ論😃
長くなってしまったので、今日はここまでにしておきます。
ちなみに夏休み中、ニキビの治療をしっかりしたい方、ゼオスキンを取り入れて、改善を目指しましょう✨
ニキビ治療の方は、ビタミンAを使用する際に、改善に導くためのコツがあります❗️ぜひ一緒に治療しましょうね。
しみ治療の方は、まずは日焼け止めを徹底し、秋か年明けからのトレチノイン、それまではレチノールかな、、と。
肝斑がない方はいつスタートでも良いかもですが。

 

さて今週の診療状況です。月曜が祝日にて休診のため、水曜が若干混雑気味になりそうです。
7月16日時点での状況ですが、ご参考にしていただければと思います。

◯・・余裕があります。

△・・やや混雑

✖️・・かなり混雑

 
一般診療(デュピクセント等・JAK阻害薬相談を含む)  ゼオスキン相談 シワに対するボトックス フラクショナルレーザー(ニキビ跡など)
7月18日(月) 午前     休診
午後     休診
7/20(水) 午前     △     ◯     ◯     △
午後     △     ◯     ◯     ◯
7/21(木) 午前     △     ◯     ◯     ◯
午後     △〜✖️     ✖️     ✖️     ✖️
7/23(土) 午前のみ     △     △     ◯     ✖️

※ 状況は日々変わることをご了承ください。予約時間含めお電話でその都度ご相談させてください。

※ 緊急疾患以外は、混み合っている場合に限り、前日までの予約の方を優先してご案内いたします。

※ 診療待ち時間はなるべく1時間を超えないように努めております。緊急処置等が入る場合があります。

お時間にゆとりを持ってご予約ください。やむ負えず待ち時間が長くなる時は、お知らせするように心がけています。

※ 手術、ホクロ除去の治療はまずは診察をしてから、日時を決めています。適応があり、当日レーザー枠の空きがあれば、
受診日同日の治療が可能です。

緊急や急性の疾患、痛みや痒みが強い状態の場合は、予約なしで診察いたしますので迷わずご連絡をください。

夏休みに入る方もいらっしゃるかと思います。ぜひ、午前中や平日の受診もお待ちしていますね。

 

吉嶺

 

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