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すれみが丘そよかぜクリニック | 横浜市都筑区

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梅雨から夏におすすめの食事

今年の梅雨は最初から雨がかなり降っていますので湿度に関連した不調が皆さんも多くなっています。湿度によるトラブルとしては体が重い、むくみ、食欲がない、胃もたれ、湿疹などが長引く、痰が絡む、下痢などがみられます。日本人は消化機能が弱い方が多いのですが、知らず知らずに日常生活の習慣が消化機能を弱めていることもありそうです。

そんな日々の不調をリセットしてくれるようなスープとしてお勧めのものに四神湯というものがあります。

山芋、オニバスの実、蓮の実、茯苓などを豚モツや骨つき肉と煮込んだものです。

山芋は『神農本草経』に、「味は甘、温で、内臓の病気・痩せによく、寒熱を取り、気力を増し、肌によい。長く食べると耳目は聡明となり体を軽くし、飢えずに長生きする」とあります。

オニバスの実は『本草綱目』には「気味は甘、平、苦みがあり、湿気からくる体の不調を癒し、腰、背骨、膝の痛み、胃腸を補い、発作を減らし、精気を増し、志を強め、耳目を聡明にする。長く服すれば身を軽くし、老化を防ぎ神仙に至る。胃を開き気を助け、口渇を止め、腎を強め、失禁、早漏、白いおりものを止める」とあります。

蓮の実は消化機能が弱いことによる下痢、食欲不振、動悸、不眠に効果があります。

茯苓は『神農本草経』では「味は甘・平。胸脇の気逆、憂い、驚き、動悸し恐れ、心下が結ぼれて痛み、寒熱、煩満、欬逆を治す。口焦舌乾を止め、小便を利し、久しく服せば魂魄を安んず。神を養い、飢えず、年を延ぶ。」とあります。

日本では山芋以外はあまり馴染みがないですが、効能を見てみるととてもよさそうですね。

味もさっぱりしていてとても美味しいですよ。興味のあるかたは外来でご相談ください。

漢方外来担当 芹澤

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