皮膚科・形成外科水いぼ/伝染性軟属腫について
伝染性軟属腫ウイルスによって、小さいいぼを形成します。
小児に多発するウイルス性の疾患です。
表面は滑らかで、光沢があり、イボの中には白い粥状の物質が入っています。
自覚症状はほとんどないか、軽度の痒みを伴います。
小さいお子様は引っ掻いて、広がってしまうことが多いです。
水いぼ/伝染性軟属腫の治療について
自然消退することもありますし、必ず治療しなくてはいけないものではないのですが、
集団生活をする上で、他の方にうつしてしまうこともあり、治療を行うことが多いです。
確実なのはピンセットでつまんで、内容物を除去することです。
痛いので、麻酔のテープを使用した上で行います。
その他どうしても痛みが強い場合は、他の方法(液体窒素、外用薬など)を行います。